木工だけでなく鉄工作業には必須の機械、ディスクグラインダーはホームセンターで売っているくらい身近な工具になってきましたが、取り扱い方法を間違うと大ケガにつながります。
もちろん取扱説明書を熟読して使用していただきたいのですが、そのなかでも忘れがちな注意点が3つあります。
基本的な装備
これは当たり前なんですが、作業時にはこのように素手はダメです。
ちゃんと皮手袋を着用しましょう。
あと、防じんメガネ、マスクも必要です。
このような基本的は装備は、説明書にも書いてあると思いますが、ここから先はちょっと忘れがちな注意点です。
①コンセントを差す前にスイッチを確認
スイッチを入れるとギュイーンとディスクが高速回転させることで切削をする電動工具であるディスクグラインダーは、急にスイッチを入れるとビックリするくらいのパワーがあります。
そのスイッチを入れる前にコンセントを差すのですが、コンセントを差す前に本体のスイッチがちゃんとOFFになっていることを確認しましょう。
コンセントを入れるときにONになっていたら、いきなりギュイーンとなって大変危険です!
②ディスクを取り替えるときにはコンセントを外す
使って行くうちにディスクが削れて小さくなっていきます。
ある程度使っていくとディスクを新品に交換すると思うのですが、その取り替え作業のときはコンセントを必ず抜いておきましょう。
取り替え時には写真のように、片手で回転を止めるボタンを押しながら、レバーを回してディスクをゆるめます。
その際に、なんらかの拍子で本体のスイッチが入ってしまうときがあるかもしれません!
また、ディスクの交換が終わってまた使用するときには、注意①でも書いたように、本体のスイッチがOFFになっていることを確認しましょう。
③使用時の「右側」に注意する
ディスクグラインダーは、ディスク状の砥石(といし)を高速回転させて金属を削る道具なのですが、その回転方向が全部「右回転」なのです。
削った金属の火花は必ず右側に飛ぶので、右側に人や可燃物などがある場合は、向きを変えましょう。
大変便利な道具であると同時に、取り扱いを誤ると結構危険な道具なのですが、アマゾンにもホームセンターにも売っているくらい身近です。
取扱説明書をよく読むことも大事ですが、まずは経験者に手取り足取り基本を教えてもらってから、楽しいDIY作業を行うことをおすすめします。