「溶接 テーマパーク」というワードがひとり歩きして、いろんなメディアの方々から取材のご依頼が増えました。
昨日も、わざわざ東京から足を運んでいただいて取材していただいたウェブサイトの記事が公開されました。
自分ではこんなに考えをまとめられない
「少年のころの熱狂」が発想の源~福井の溶接工場が鉄のテーマパーク『アイアンプラネット』を作るワケ
>「私が工場を継いだ時、まず、工場内を把握するところから始めました。すると工場内にはめったに使わない資材や機械・スペースがあることに気付いたのです。それをそのまま眠らせておくのはもったいないと思いました」
>「自分が10歳のころ、寝食を忘れて夢中になっていたものから、自分が本当に作りたいものを導き出せる、ということでした。そこで私は自分が10歳の時、父の工場で溶接機などの工業機械を遊びがてら触らせてもらっていたことを思い出したのです」
>北陸新幹線も開通することなどから『火祭』の時点では、全国からの観光客誘致を目的に考えていたという小林氏。しかし、その目的は地域産業の発展への貢献に変わった。
>今、素人に金属加工を基礎から教えられるのは工業高校の先生くらいでしょう。そのレベルのアウトプットのスキルを社内の職人さんに身に付けてほしいと思っています。そうすることで、会社全体の技術レベルも上がると信じています
「少年のころの熱狂」が発想の源~福井の溶接工場が鉄のテーマパーク『アイアンプラネット』を作るワケ – エンジニアtype
そんなこと言ったけなー?と思うほど、この記事の中の小林社長はしっかり考えを持って語っているように書かれています。
実際は聞かれたことに素直に答えていただけで、わたし自身のあたまのなかで散らばっていた考えを記者の方が整理してまとめていただいたのです。
だれもが自分で本当の自分を隠している
今回はメディア記事でしたが、何年か前から人に会うたび、気付いていないうちに自分の考えを素直に話してまわっていたように思います。
馬鹿にされたこともよくありますが、わたしが幸運だったのは「え?なぜそんなことがしたいの?本当にそれがしたいことなの?」と問うてくれる方のほうが多かったことです。
「え?なんで?といわれても・・・その理由はこうしたかったからかな?」と自分の隠しているところにたどり着くための心の蓋を一枚一枚取り払ってこれました。
今回のこのウェブサイトの記事で、また蓋が一枚取り払われたように、これからも人にたくさん素直に話していき、本当の自分のやりたいことの本質に近づいていきます。