愛知県の方より、お電話で、このようなご質問がありました。
「家にあるステンレス製品の修理を自分でできるようになりたいのですが、ステンレスの溶接ができるTIG(ティグ)溶接も体験できますか?」
基本は半自動溶接
まず、アイアンプラネットでの基本的な溶接は、一部ホームセンターでも販売されている半自動溶接機で行っています。
こちらはプロが使う半自動溶接機のホルダーです。家庭用の半自動溶接機と似ています。
このようなホルダーから針金ワイヤーが出てきて、鉄と鉄を溶接できます。(ステンレスも溶接できますが、きれいに溶接することはむずかしい)
TIG溶接機も揃えております
ただし、ステンレスの溶接をするには、愛知県のお客様が言うようにTIG(ティグ)溶接が最適です。
TIG溶接機は、半自動溶接と違い、このようなホルダーを使います。
先端のタングステンと呼ばれる針で、ステンレス同士を溶かしあって、くっつけます。
ステンレス同士が溶け合うだけなので、溶接部分に別のステンレスの針金を添えて、溶かしあって肉盛りするのが一般的です。
もちろんTIG溶接機もアイアンプラネットに置いてあり、とくに扱うのに資格は要りませんが、とにかく難しい技術です。
レンタル制作スペースで職人サポートを
現在、TIG溶接でモノづくりをする教室はないので、TIG溶接を体験してみたいという方は、このような「レンタル制作スペース」をご利用いただく必要があります。
レンタル制作スペース
鉄を溶接してテーブルを作りたい!!ベンチをつくりたい!!そんなDIY大好きな方に、作業スペースとしてご利用いただけます。講習を受けていただければ、道具も使い放題。これで、あなたのDIYの幅も広がります!!
初回:1人1時間3,000円(税抜き)
※30分の講習含む
2回目以降:1人1時間1,000円(税抜き)
職人サポート:1人15分1,000円(税抜き)
※予約状況はカレンダーでご確認ください。
メニュー料金 | 溶接のテーマパーク アイアンプラネット
例えば、初回は3,000円で30分の職人サポートが付きますが、次からの1時間は1,000円で制作スペース(TIG溶接機含む)が使用できます。
ただし、TIG溶接機は通常の半自動溶接に比べ難易度が高く、製作スペース代にプラス職人サポート15分1,000円を利用して、指導を受け続けていただく必要があると思います。
ちなみに・・・ある程度自由にTIG溶接ができるようになるまで、わたしは半年ほどかかりました。(ほかの溶接もしながらなので、実質1ヶ月くらい?)
なので、一日でTIG溶接技術を身につけることは難しいかもしれません。
ただし、要点をしっかり伝えて指導はいたしますので、やる気がある方ならもっと早く覚えることができるでしょう。