日本旅行さまの企業広報誌「赤い風船」秋号の福井特集のページなかで、アイアンプラネットをご掲載いただきました。
発行部数は30,000部で、全国の日本旅行グループ店頭や、DM配布されるそう。
日本旅行店頭前を横切る機会がありましたら、よろしくお願いします!
あっ!アイアンプラネットに来られた際には、この記事の下にある越前坂井辛み蕎麦が食べられる、お近くの「どうぐや」さんへどうぞ!
日本旅行さまの企業広報誌「赤い風船」秋号の福井特集のページなかで、アイアンプラネットをご掲載いただきました。
発行部数は30,000部で、全国の日本旅行グループ店頭や、DM配布されるそう。
日本旅行店頭前を横切る機会がありましたら、よろしくお願いします!
あっ!アイアンプラネットに来られた際には、この記事の下にある越前坂井辛み蕎麦が食べられる、お近くの「どうぐや」さんへどうぞ!
溶接を本業としない方たちでも参加できる溶接作品コンクール、溶接人(ようせっちゅう)杯の最終グランプリ発表は、9月中旬になるようです。
第7回溶接人杯は、【オブジェ・サインなど”観て楽しむ作品”】を選出する ”Art styleコース”、【家具や雑貨など”実用的に家で楽しむ作品”】を選出する”Home styleコース”の2コース!
先日、僭越ながら溶接のテーマパーク「アイアンプラネット」の代表として、審査員のひとりを命じられ、審査会場にて審査させていただきました。
全てが素晴らしい作品で、その中からひとつづつを選ぶことなんて出来ない!と逃げ出したくなりましたが、時間をかけて決断させていただきました。
どの作品を選んだかは内緒ですが、溶接でモノづくりをする方たちがこれからも増えていくように、といった判断基準で選ばせていただいたつもりです。
アイアンプラネットで生まれた作品がいつの日か溶接人杯を賑わすようになればいいなあと願いながら、会場のDIY FACTRY 二子玉川ライズをあとにしました。
昨日の記事では、鉄鉱石を鉄の赤ちゃん「銑鉄(せんてつ)」にする工程でした。
鉄=鉄鉱石+石灰石+コークスを高炉と呼ばれる釜で1200度で熱するとできる | 溶接のテーマパーク アイアンプラネット
このままの銑鉄の状態では硬くてモロいので、その溶けた銑鉄、溶銑(ようせん)内に含まれる炭素や不純物を除去して、成分を調整したものを固めまていきます。
これが「製鋼(せいこう)」という工程です。
この時点でFeを主成分とする金属全般「鉄(アイアン)」から、一般的にわたしたちが目にする「鋼(スチール)」になります。
ちなみに、「アイアンプラネット」という名前ですが、普段われわれが目にする「鋼(スチール)」ではなく「鉄(アイアン)」としたのも、普段はあまり目にしないものをイメージしてつけたのです。
この「鋼」となったあとは、厚い板に整形されます。
その後、「鉄は熱いうちに打て」とばかりに熱延工場で薄く伸ばされます。
すごい熱気と迫力!
驚いたのが、この全長数キロくらいある熱延工場、自動化が進み、たった5人いれば動かせるらしいです!!
新日鉄住金の名古屋製鐵所という、鉄鉱石を鉄にして、鋼製品に加工する工場に見学にきました。
普段おさだ工業所で取り扱っている鉄加工品の大もとの成り立ちをプロとしてしっかり把握するための社員研修の一環です。
鉄材料を作るもとになるのが高炉(こうろ)と呼ばれる施設です。
こちらはもう廃炉になって見学用に残してある高炉。
今、名古屋製鐵所では、日本で5番目に大きい高炉を含む2つの高炉があります。
この大きな施設、高炉の上のほうから鉄鉱石と、その鉄鉱石の粉末を安定して焼き固めるための石灰石を混ぜ入れます。
そこで石炭を蒸し焼きにしたコークスと呼ばれるものを入れ、1200度の熱風を加えることで、鉄の赤ちゃんのような銑鉄(せんてつ)が出来上がります。
このあとその銑鉄を、次の工程で一般的に扱いやすくなる鋼(はがね)に精製していきます。
普段わたしたちが目にする鉄は、実は鋼(はがね)と呼ばれる状態なのです。
愛知県の方より、お電話で、このようなご質問がありました。
「家にあるステンレス製品の修理を自分でできるようになりたいのですが、ステンレスの溶接ができるTIG(ティグ)溶接も体験できますか?」
まず、アイアンプラネットでの基本的な溶接は、一部ホームセンターでも販売されている半自動溶接機で行っています。
こちらはプロが使う半自動溶接機のホルダーです。家庭用の半自動溶接機と似ています。
このようなホルダーから針金ワイヤーが出てきて、鉄と鉄を溶接できます。(ステンレスも溶接できますが、きれいに溶接することはむずかしい)
ただし、ステンレスの溶接をするには、愛知県のお客様が言うようにTIG(ティグ)溶接が最適です。
TIG溶接機は、半自動溶接と違い、このようなホルダーを使います。
先端のタングステンと呼ばれる針で、ステンレス同士を溶かしあって、くっつけます。
ステンレス同士が溶け合うだけなので、溶接部分に別のステンレスの針金を添えて、溶かしあって肉盛りするのが一般的です。
もちろんTIG溶接機もアイアンプラネットに置いてあり、とくに扱うのに資格は要りませんが、とにかく難しい技術です。
現在、TIG溶接でモノづくりをする教室はないので、TIG溶接を体験してみたいという方は、このような「レンタル制作スペース」をご利用いただく必要があります。
レンタル制作スペース
鉄を溶接してテーブルを作りたい!!ベンチをつくりたい!!そんなDIY大好きな方に、作業スペースとしてご利用いただけます。講習を受けていただければ、道具も使い放題。これで、あなたのDIYの幅も広がります!!
初回:1人1時間3,000円(税抜き)
※30分の講習含む
2回目以降:1人1時間1,000円(税抜き)
職人サポート:1人15分1,000円(税抜き)
※予約状況はカレンダーでご確認ください。
メニュー料金 | 溶接のテーマパーク アイアンプラネット
例えば、初回は3,000円で30分の職人サポートが付きますが、次からの1時間は1,000円で制作スペース(TIG溶接機含む)が使用できます。
ただし、TIG溶接機は通常の半自動溶接に比べ難易度が高く、製作スペース代にプラス職人サポート15分1,000円を利用して、指導を受け続けていただく必要があると思います。
ちなみに・・・ある程度自由にTIG溶接ができるようになるまで、わたしは半年ほどかかりました。(ほかの溶接もしながらなので、実質1ヶ月くらい?)
なので、一日でTIG溶接技術を身につけることは難しいかもしれません。
ただし、要点をしっかり伝えて指導はいたしますので、やる気がある方ならもっと早く覚えることができるでしょう。
坂井市観光連盟さまと、お隣のあわら市観光協会さまが共同で制作された観光パンフレットに、アイアンプラネットもお声をかけていただきました。
アイアンプラネットのある坂井市やあわら市は、福井県のなかでも一番石川県寄りに位置してます、ということがわかる裏表紙。
全部で70000部発行され、坂井市とあわら市の全戸無料配布がメインで、あとは地元の各公共施設、県外にも設置される予定だそうです。
地元の観光連盟さまにアイアンプラネットを認知していただき、大変嬉しく思います。
これからもよろしくお願いします。
オープンしてから2カ月間、多くのお客様にご来店いただき感謝すると同時に、申し訳ない気持ちが少なからずありました。
それはひたすら「暑い!」こと。
とくに今年は猛暑日が続き、体験時間が夕方だったとはいえ、大変だったと思います。
しかし!
今回やっと、壁で仕切られている方の座学スペースにて、念願のエアコンがつきましたー!
工場での作業といえば、夏は暑く冬は寒いのが当たり前ですが、これである程度は快適に溶接体験ができるようになりました。
ただし、溶接機はエアコンのあるスペースではなくすぐ隣の作業スペースなので、溶接体験中だけは少しだけ頑張ってください。
・・・っと嬉しがっていたら、すでにエアコン無しでもある程度過ごしやすい季節になっていましたね(~_~;)今度は早く冬になって!
今まで大人数でのご来店は、加工機械や職人の都合のため、残念ながらお断りすることがありました。
しかし今回は、お一人当たりの体験時間を短く、工場見学のお時間をお付けしたような特別コースで15名様をお迎えすることができました。
気持ちのよい青空の中、バスにてご来店。
人数を半分に分け、溶接体験チームと工場見学チームに別れていただきました。
40分ほどで見学と体験をチーム交代し、まんべんなく体験していただき、自分で溶接した小さなお土産(置物)も作っていただくことができました。
今回初めて15名様を受け入れる機会をいただきまして、浜松商工会議所青年部のみなさま、ありがとうございました。
今回の経験を元に、今後20名様程度なら受け入れができる体制を作っていきます。
小学校4年生と6歳の姉妹をつれて、神戸より四人家族でスツールづくりにきていただけました。
もともとは夏休みの家族旅行で、北陸の「芝政ワールド」に行こうという計画だったそうですが、娘さんが風邪をひいたため、急遽なにか代わりに体験とかができるところがないかネットで検索されたようです。
そこでちょうど、お父さんは日曜大工が趣味ということ、お母さんもDIY好き、娘さんたちにも溶接に興味を持っていただけ、溶接のテーマパーク「アイアンプラネット」にご予約いただけました。
体験後、4年生の娘さんにアンケートを記入していただきました。
鉄と鉄をくっつける溶接機がむずかしかったけど楽しかった。
そのあと芦原温泉で一泊されたようで、家族の良い思い出の1ページとさせていただけていれば幸いです。